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2005年10月13日 (木)

DVD「NARC ナーク」視聴

2002年アメリカ作品。

全体的に暗く暴力的で救われない刑事ものサスペンス。
ある刑事殺しの真相を、2人の刑事が追いつづけるというストーリー。

一人目の刑事はテリス。彼は麻薬潜入捜査官時代に誤って市民を射殺してしまい、一時停職に。今でもその過ちから立ち直れないでいる。
同じく麻薬潜入捜査官だったガルベスが殺された事件で犯人が掴まらないため、現場に詳しいテリスが再び呼ばれた。
もう一人はオーク警部。激しすぎるほどの熱血漢。殺人犯に対し、「残された家族のことを考えろ!」と激情し、手がつけられなくなることも多い。

2人は対照的ながら、徐々に犯人に迫っていく。
そして、ついに容疑者と考えられる男たちのアジトに突入していくが、そこで予想外の展開に。。。。。

終盤まで大きな山場もなく、比較的淡々と進んでいきます。暴力的なシーンが多く、目を背けたくなります。

ラストは衝撃的なわけではありませんが、悲しい結末です。

それにしても特筆すべきはオーク警部役のレイ・リオッタ!つい先日観たばかりの「アイデンティティ」にも登場しているのですが、そこでの彼と本映画の彼は全く別人!!
1年違いで作られた2つの作品で、全く別人になりきっています。すごい。

ナークでは年齢は50歳以上、恰幅がよくあごひげを生やした、『オジサン』刑事。敢えて日本人で言えば中尾彬タイプ。
アイデンティティでは、年齢は40歳前、スリムでたくましいスポーツマンタイプ。敢えて日本人で言うなら仲村トオルタイプ。(これはちょっと言い過ぎかも)
顔も全然違います。
彼の役作りには頭が下がりますね。すごすぎる!!

いや、思わず脱線。。。。

【以下ネタバレ注意】

最後のシーンで、録音中のテープレコーダーが映し出されます。
この意味を、最初分かりませんでしたが、後で考えて気づきました。

オーク刑事が語った事件の真相。彼はテリス刑事の耳元で囁いています。
つまり録音中のテープレコーダーには録音されないのです。

映画のラストシーンは本当の意味でラストシーンではなく、「オーク警部の告白を聞いたテリスが、真相を明らかにするのか、そのまま隠すのか」というのが本当の意味のラストシーンなのだと思います。
オークが真相を明らかにしなかった理由は、ガルベスの妻と子を守るため。
そのことをテリスも十分理解しているわけで。彼がその後どうしたのか実に興味深いところですが、それは観る側の想像に任されています。

考えさせられる映画でしたね。

CHON的評価65点

必要以上の暴力シーンと、やや中だるみするストーリーがマイナス点でした。banner_02

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