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2006年1月23日 (月)

東野圭吾著「白夜行」

TVドラマが始まってから読み始めた白夜行、読み終わりました。
いや~、すごい物語でしたね。。。

亮司と雪穂の生き方はすさまじいです。そこまでやるのか、いや何故そこまでできるのか、という感じです。
ラストで明らかになってくる少年時代の事件(TV版では第1話で明かされますが)が発端で、二人の太陽のない人生が始まるわけですが、その生き様は本当に恐ろしかったです。

テレビのほうとは描き方が全く違って、二人の接点は一切記述されません。
リョウと雪穂の人生が交互に描かれていき、読者のみがその関連を想像することが出来ます。

唯一ラストで、同時に描かれる場面でも、二人のコンタクトはありません。
雪穂の、最後の一言がこの物語全体を象徴する言葉として、重く読者の心に突き刺さります。

文庫版で860ページもの長作ですが、その長さを感じさせない物語でした。

もし、TV版を全く観ていない人がいたら、絶対先に原作本を読むことをオススメします。
TVでは、いきなりラストシーンから始まってますから。

TVでは第2話の放送が終了したわけですが、原作とは色々と違っています。
二人の接点を描かないどころか、太陽のない二人の重い人生の絡み合いをしっかりと描いていくようです。
二人のキャラクタも、「純愛」をテーマにした視点で描いていくようなので、原作ではありえないようなセリフがあったりします。

といって、TV版を批判しているわけではなく、これはこれで別の描き方として楽しめるのではないかと期待しています。

とりあえず原作未読の人は是非どうぞ!!

CHON的評価 ★★★



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