
1999年ヒューマンという会社から発売されたPS用ソフト「リモートコントロールダンディ」というゲームがあります。
巨大ロボットを操縦して敵と戦うアクションゲームなのですが、画期的なのは、ロボット操作方法がコントローラを操縦桿に見立てたリモコン操作であるという点です。
通常の格闘ゲームのように、決められたボタンを順に押すことで、割り当てられた技が自動的に出るわけでなく、手足等を個別にリモコンで操作しなければなりません。
右足ボタンと左足ボタンを交互に押すことで前進する、と言った感じです。
また、画面上には自分自身である操縦者もおり、ロボットへの操作とは別に、自分も視点確保できたりリモコンが届く範囲に常に移動していかなくてはなりません。
さらに、敵との戦闘においては、周りのビルなどを壊さないように注意しなければなりません。そうしないと戦闘後に被害額を賠償しなければならないのです。
要するにプレーヤーは正太郎になって鉄人28号を操縦しよう、というコンセプトなわけです。
これがまあ実に面白い!
最初のうちは思うようにロボットを動かせなくてイライラしたり、ビルを壊してしまったりしてあせったりしますが、段々慣れてきてうまく操縦できるようになる過程がとても楽しいのです。
是非続編を!という声が多く挙がる中、なんとヒューマンという会社がなくなってしまいました。(x_x)
ところが、ヒューマンでの開発チームは独立してサンドロットという会社を起し、ついに2002年、開発サンドロット・発売エニックスで事実上の続編とも言える「ギガンティックドライブ」
が発売されました。
細かい操作方法等、多少変わっている部分はありましたが、ロボット操作の快感を再び味合わさせてもらいました。
ひとつ前作と大きく変わったのが、ビルなどを壊しても損害賠償されないという点です。これによって関係ないビルを壊しまくるなんてことも出来ちゃいました(笑)
そして。。。。。。。
「鉄人28号を操縦するようなゲームを作りたい」という想いでロボットゲームを作ってきたサンドロットチームは、2004年ついに本物の「鉄人28号」
を開発したのでした!
発売元はバンダイ。
今回は正太郎のコントローラが常に画面上に表示されており、「こんな少ないボタンで鉄人を操作できるの?」という素朴を見事に解決した画期的操作方法で鉄人を操作するのです。
鉄人は原作どおり空を飛べるので、今回は正太郎自身を手のひらに乗せて実際に飛ぶことが出来ます。
また、どんな建物でも持ち上げて投げるけることができるという仰天システムで、国会議事堂とかも投げられちゃいます。(笑)
これは快感!!
サンドロットのロボットゲームには熱烈なファンが存在します。通称『サンドロット信者』
私も間違いなくその一人です。(笑)
サンドロットのゲームの中では、物理現象の修理が見事で違和感を感じさせず、その重厚感の表現が素晴らしいのです。
例えば技を喰らわした時の相手の挙動や自分の反動、変な体制で攻撃を受けてバランスを崩す、といった細かい挙動が実に見事で気持ちいいのです。
そして、今年4月今度は大手メーカーコナミから「リモートコントロールダンディSF」
という名のゲームが発売されました。
まさにその名の通り、初代リモコンダンディの名を冠していることから、開発元はサンドロットだろうと思いきや、なんと違いました。おそらく権利だけ買ってコナミ自身が作ったようです。
で、一応期待して購入してみたのですが。。。。。やはりダメでした。(x_x)
我々がサンドロットを絶賛する部分の表現が見事に劣っています。開発者自身に前作に対する愛情がなかったのでしょうか。。。
ゲームシステムは、ロボットと操縦者を同時に操作できるという点において大きく進化しましたが、その世界観・キャラクターも今ひとつ馴染めませんでした。
やはり、サンドロットが作らないとダメ!!です。
サンドロットから次のロボゲーが出ることを強く望みます。
ちなみにサンドロットは、発売元D3パブリッシャーからSIMPLE2000シリーズとして「THE 地球防衛軍」
というソフトも出しています。
これは巨大ロボこそ出てきませんが、自らが地球防衛軍の一員となって、巨大な地球外生物に立ち向かうゲームでなかなか面白いです。
7月には続編の「THE 地球防衛軍2」
も発売されます。これまた期待です。
